誰にも気を使う事なく自由気ままに楽しめるから、一人旅など単身で自由に行動する人が増えています。
それは余暇の時間だけでなく生活の基盤である住空間においても同じ様な傾向があります。
日本では一人暮らしの世帯が増加し、今では10人にひとりが一人暮らしをしていると言われているのです。
未婚や別居、または子供の独立を含め“お一人様”だからこそ楽しめるシングル世帯。
今日はその中でも女性に人気のワンルーム賃貸にフォーカスを当ててみましょう。
☆ 単身世代に人気の部屋、それぞれレイアウトの違いとは
単身世代に必要な間取りはどの位の広さが必要なのでしょうか?
もちろんそれぞれの好みにもよりますが、シングル住空間というくくりで一般的によく目にするのは1LDK、1DK、1K、1R(ワンルーム)などが多いでしょう。
キッチンが部屋とは別に独立してある1K、その1Kよりキッチンのスペースが広めで、忙しい朝はキッチンのテーブルで食事がとれる程の独立スペースがある1DK、キッチンが一つの部屋としてカウントできる8〜10畳程の広さで居間との区別がはっきりとしている、ゆとりがある間取りの住空間が1LDKとなります。
一つのリビングルームという共通項のレイアウトでも一番狭く、リビングとキッチンの仕切りがないのが1R(ワンルーム)です。
玄関を入ればそのまま部屋が見通せてしまいますが、その分開放感があり家賃もお手頃なのが魅力の賃貸物件です。
☆ 人気のワンルーム賃貸、入居前に確認しておきたいチェック項目とは
ワンルームという限られた広さだからこそ、住む前に確認しておきたいのが付帯設備です。
シャワーや湯船、トイレはどのようなレイアウトか、一緒なのかそれともそれぞれ独立しているのか?水回りの快適さは毎日の事なので、暮らしの充実度にダイレクトに影響を受けやすいものです。
最近ではバストイレ別を導入しているワンルームマンションも増えているので入居前にしっかり確認しておきましょう。
またそれ以外にも日中外出が多く、洗濯物の外干しが難しければ、浴室乾燥機などもあると便利です。
他にも挙げるとすれば、ワンルームなので靴やコートなどの衣類、布団など部屋に積み重ねていては部屋自体が狭くなり見苦しいもの。
こういったかさ張る物をキチンとしまえる収納スペースがあると重宝するので、入居前には要チェックと言えるでしょう。
間取りに限らず、エアコンの備え付けがあるか、給湯器やクッキングヒーターなど日々を快適に過ごす為の設備についても確認が必要です。
☆ ワンルーム賃貸だからこそ気をつけたい注意点
女性に人気のワンルーム賃貸にはマンションの共用玄関にオートロックシステムがあり、そのマンションの住居者以外は中に入れないようになっている賃貸物件もあります。
女性の一人暮らしだからこそ安心して日常を送るためにもこういった付帯設備があると嬉しいですね。
ワンルームの広さは一般的に20平米と限られたスペースですが、その分家賃もお手頃です。
新生活を始めるにあたっては、まとまった金額が必要となる為、できる限り抑えたいですよね。
最近ではそういった要望に応える様に敷金や礼金などの初期費用が無料な物件も豊富です。
しかしこれらの様なメリットだけでなくデメリットも把握しておかなければいけません。
例えばデメリット要素として、家賃とは別に共益費、管理費などがかかる場合が挙げられます。
また壁を隔てて隣人の声や洗濯機の暮らしの音が聞こえてきたりと一人の平穏な暮らしを妨げる騒音に悩んでいる人もいます。
自分の居住空間とは言え、他人がそれぞれ壁を仕切りに住んでいる集合住宅なので、隣人に迷惑がかからぬよう自分勝手な自由行動を避けるようにしましょう。